スンダ海棚(読み)すんだかいほう

世界大百科事典(旧版)内のスンダ海棚の言及

【インドネシア】より


【自然】
 インドネシアは赤道を中心に広がるマレー諸島の大部分を占める世界最大の群島であり,同時に地質的には世界で最も複雑な構造を示す地域でもある。すなわちここは古い時代の比較的安定した二つの地塊(東部のサフール海棚と西部のスンダ海棚)の間にはさまれた地盤のきわめて不安定な地域で,スンダ海棚はアジア大陸の延長部分であり,その上にカリマンタン(ボルネオ)島が現れている。これに対しサフール海棚はニューギニアとともにオーストラリア大陸と連接し,浅いアラフラ海を形成する。…

※「スンダ海棚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」