アメリカの小児科医、市民運動家。エール大学文学部卒業後、コロンビア大学医学部に学び、1929年学位取得。その後ニューヨークにおいて小児科、精神科の領域で治療・研究活動を行う。1946年『スポック博士の育児書』The Common Sense Book of Baby and Child Careを著し、ベストセラーとなる。児童心理から育児を考え、また柔軟に育児に取り組むことを強調した。1960年代には市民運動家として放射能汚染に警告を発し、ベトナム反戦運動においても活躍。1972年の大統領選挙には「市民党」の候補として立候補した。
[大江正比古]
『ベンジャミン・スポック、マイケル・B・ローゼンバーグ著、高津忠夫・奥山和男監修、暮しの手帖翻訳グループ訳『スポック博士の育児書』最新版(1997・暮しの手帖社)』
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