日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 スフバートル(モンゴル)すふばーとるSuhbaatar モンゴル北部、セレンゲ県の県都。セレンゲ川とオルホン川との合流点付近に位置する。人口2万3700(2003推計)。河港があり、またロシア連邦に通じる鉄道のモンゴル側の北端にあるため、水陸の交通の要衝および対ソ連貿易の要地としてモンゴル人民革命後しだいに発達し、東方のアルタン・ブラクにとってかわるに至った。木材工業が盛んで家屋建築コンビナート、マッチ工場などがある。市名はモンゴルの革命家スフバートルにちなむ。別に同名の県がモンゴル南東部にある。[吉田順一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例