スバル1000 A12

日本の自動車技術240選 「スバル1000 A12」の解説

スバル1000 A12

本格的なFF方式小型乗用車として、水冷水平対向4気筒エンジン採用による広い室内スペースの確保や、前輪駆動車の生命線ともいえる等速ジョイントの実用化を成功させ、FF技術の確立に顕著な役割を果たした。保管場所富士重工業株式会社群馬製作所本工場内スバルギャラリー (〒373-8555 群馬県太田市東本町10-1)
製作(製造)年1966
製作者(社)富士重工業株式会社
資料の種類量産車
現状展示(静態)・公開
車名スバル1000
モデル名A12
会社名富士重工業株式会社
製作開始年1966
車種・用途小型乗用車
実車所在/模型スバルギャラリー(太田)
スタイルセダン
ドア数4ドア
乗員5名
車両重量685kg
エピソード・話題性我が国初の本格的FF小型乗用車
全長3,930mm
全幅1,480mm
全高1,390mm
タイヤサイズ゙5.50-13-4PR
特徴・モノコック構造の軽量車体。・広く清潔なトランクルーム
前軸ウイッシュボーン式
後軸トレーリングアーム式
軸距2,400mm
特徴・乗り心地がよく、走行安全性に優れた四輪独立懸架。・滑らかに駆動力を伝え、振動を防止する等速ジョイント
冷却/気筒配列水冷/水平対向4気筒
内径x行程72×60mm
排気量977cc
最高出力/回転数55/6,000(PS/rpm)
特徴・コンパクト・高出力の水平対向アルミ合金エンジン。
ハイブリッドシステム形式なし
変速機前進4段、後退1段
駆動方式FF
モード燃費-
参考文献・富士重工技術人間史『スバルを生んだ技術者たち』・富士重工業30年史
その他事項最高速度:実用最高速130km/h;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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