家庭医学館 「ステロイド・パルス療法」の解説 すてろいどぱるすりょうほう【ステロイド・パルス療法】 副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン(ステロイド)は、炎症を抑える作用や免疫(めんえき)を抑制する作用をもっています。 そのため、炎症や異常免疫反応によるニューロパチーの治療に用いられますが、ふつう、飲み薬として用いる量では、効果が出るまでに少し時間がかかります。 そこで、ふつうの量の10倍以上を点滴で一度に用いて、早期に十分な効果を得ようとするのがステロイド・パルス療法です。 この治療法は、すでに感染症を合併している場合などでは、用いることができません。 出典 小学館家庭医学館について 情報