スチュアート島(読み)スチュアートトウ(英語表記)Stewart Island

デジタル大辞泉 「スチュアート島」の意味・読み・例文・類語

スチュアート‐とう〔‐タウ〕【スチュアート島】

Stewart Island》ニュージーランド南島南方にある島。フォーボー海峡を隔てて約60キロメートル沖合に浮かぶ。南島南端の港町ブラフ同島の玄関口オーバン航路で結ばれる。島の大半ラキウラ国立公園指定

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改訂新版 世界大百科事典 「スチュアート島」の意味・わかりやすい解説

スチュアート[島]
Stewart Island

ニュージーランド南島の南にあるニュージーランド領の島。面積1746km2人口510(1978)。森林におおわれ平地に乏しい丘陵性の島で,最高点は975m。集落は北東岸の入江に面しており,主産業は漁業カキイセエビの類)。対岸(南島南岸)のブラフとの間に船便がある。1770年にJ.クックが望見し半島と考えたが,1809年にW.スチュアートが島であることを確認した。1826年入植,64年にイギリス領となった。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スチュアート島」の意味・わかりやすい解説

スチュアート島
スチュアートとう
Stewart Island

ニュージーランド南端の島。フォボー海峡をはさんでサウス島の南 25kmに位置する。面積 1746km2。丘陵性で森林におおわれる。 1809年に W.スチュアートが半島でなく島であることを確認。カキ,エビ漁および避暑ほかは利用度は低い。対岸のブラフとの間に渡船がある。人口 540 (1987推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スチュアート島」の意味・わかりやすい解説

スチュアート島
すちゅあーととう
Stewart Island

ニュージーランド南島の南に位置する島。面積1746平方キロメートル。南島とは幅24キロメートルのフォーボー海峡を挟んで接し、中心の町オバンと本土のブラフとの間に、定期船の便がある。人口384(2001)。山がちの島で、漁業と観光が主産業。

[浅黄谷剛寛]

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