スタッフォードシャー(読み)すたっふぉーどしゃー(英語表記)Staffordshire

翻訳|Staffordshire

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スタッフォードシャー」の意味・わかりやすい解説

スタッフォードシャー
すたっふぉーどしゃー
Staffordshire

イギリス、イングランド中部のカウンティ(県)。面積2623平方キロメートル、人口80万6737(2001)。県都スタッフォード。1997年北部のストーク・オン・トレント地区がユニタリー・オーソリティー(一層制地方自治体)として分離した。先史時代の遺物などが多く出土し、居住の歴史は古い。13世紀以降、石炭業、鉄鋼業が発達し、繊維工業も盛んである。18世紀以降、陶工ウェッジウッドらの努力で製陶業が発展、現在も主産業の一つとなっている。ストーク・オン・トレントを中心とする生産地はポテリーズThe Potteries(陶磁器地方)ともよばれる。農業酪農が卓越する。

井内 昇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android