スジャータ(読み)すじゃーた

世界大百科事典(旧版)内のスジャータの言及

【釈迦】より

…ヤショーダラーを妃とし,一子ラーフラRāhulaをもうけたあと,一夜,愛馬カンタカと御者チャンダカを従えて城を脱出し,マガダ国で沙門(修道者)の生活に身を投ずる。2仙人に禅の指導をうけたが満足せず,6年苦行に励んだが得るところなく,村娘スジャータの提供する乳粥で体力をつけ,ネーランジャラー河畔のアシュバッタ樹の根方で瞑想に入り,ついに菩提(悟り)を得て仏陀(悟った人)となった(アシュバッタ樹はこれよりのち菩提樹と呼ばれる)。最初の説法はムリガダーバMṛgadāva(鹿野苑(ろくやおん))で5人の比丘(びく)に対して行われた。…

※「スジャータ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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