スコットランド法(読み)すこっとらんどほう

世界大百科事典(旧版)内のスコットランド法の言及

【英米法】より

…したがって,英米法が行われている地域は,英語国民が主たる住民である地域とも,かつてイギリス帝国の支配下にあった地域とも,同一ではない。そもそも,連合王国の中でも,スコットランド法は基本的には大陸法に属する。その他,アメリカ合衆国の中ではルイジアナ州,カナダではケベック州の法は,フランス法を基盤としているし,かつてイギリス帝国のもとにあったスリランカと南アフリカ共和国の法は,オランダ古法をその基礎としている。…

【スコットランド】より

… 中世以来,法体系はフランスの影響を受けて大陸法の伝統を継ぎ,その点イングランドとは異なった発展を示してきた。1707年のイングランドとの連合条約において,スコットランド法の維持は保証され,18世紀にはスコットランド法の体系化がなされた。しかしイングランド法との同化も進行し,刑法や私法の面では依然として独自の特徴を保持しているものの,商法,税法,社会福祉法などにおいてはほぼ同化が完了している。…

※「スコットランド法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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