ジョン シングルトン(英語表記)John Singleton

20世紀西洋人名事典 「ジョン シングルトン」の解説

ジョン シングルトン
John Singleton


1930 -
米国の教育人類学者。
元・ピッツバーグ大学教授。
大学卒業後、ハーバーフォード大学修士過程を修了し、インディアン問題担当局などに勤務した。その後、日本の教育、農村生活に関心を持ち、スタンフォード大学で日本語、人類学を学び、1961〜63年に来日した。東京大学海後宗臣教授に師事し、茨城県の農村で現地調査して学位論文を書き、’65年スタンフォード大学から博士号を取得した。著書に「A Japanese School」(’67年)などがある。その後、アメリカ応用人類学会会長などを歴任し、関心を日本の年季奉公徒弟制度にまで広げている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報