ジョルジュ ルース(英語表記)Georges Rousse

現代外国人名録2016 「ジョルジュ ルース」の解説

ジョルジュ ルース
Georges Rousse

職業・肩書
アーティスト

国籍
フランス

生年月日
1947年7月28日

出生地
パリ

受賞
写真ナショナル・グランプリ(フランス)〔1993年〕

経歴
子供の頃から写真に興味を持ち、カメラを片手にパリの建築写真などを撮り始める。やがて具象絵画を描くようになり、1982年廃屋の中に人物像を描き、それを写真に撮った作品をパリ・ビエンナーレに出品し、デビュー。’80年代後半から絵画と写真を融合する独特の作風を確立し、ベルリンミラノなど各国で活躍。のち幾何学的な像を手がけるようになり、’90年代半ばから壁をくりぬき着色した作品に移行、その後は空間を改築し立体造形を組み込むスタイルに発展。フランス写真ナショナル・グランプリなど写真賞を数多く受賞。’99年4月〜7月軽井沢で個展開催。日本でも、阪神・淡路大震災、東日本大震災で被災して取り壊される学校やカフェでの制作を手がけた。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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