ジョゼフ ウォンボー(英語表記)Joseph Wambaugh

現代外国人名録2016 「ジョゼフ ウォンボー」の解説

ジョゼフ ウォンボー
Joseph Wambaugh

職業・肩書
作家

国籍
米国

生年月日
1937年1月22日

出生地
ペンシルベニア州イースト・ピッツバーグ

学歴
ロサンゼルス州立大学

受賞
MWA賞巨匠賞〔2004年〕

経歴
17歳で海兵隊入隊、18歳で結婚。除隊後、製鋼工場で働き、家族を養いながらロサンゼルス州立大学に学び、文学修士号を取得。1960年23歳でロサンゼルス市警に入り、勤務の傍ら小説執筆。’71年勤務中の体験をもとにした処女作「センチュリアン」を発表、’72年には映画化された。’74年部長刑事で市警を退職後は執筆活動に専念。「デルタ・スター刑事」(’83年)、「ハリー・ブライトの秘密」(’85年)など、現場の刑事たちの姿を赤裸々に描いた作品がベストセラーとなり、警官小説の雄としての評価を確立した。2004年MWA賞巨匠賞を受賞。他の著書に小説「ブルー・ナイト」(1972年)、「クワイヤボーイズ」(’75年)、「ブラックマーブル」(’78年)、「ハリウッド警察25時」(2007年)などの他、ノンフィクション「オニオン・フィールドの殺人」(1973年)、「メキシコ国境の影」(’84年)、「闇にいる悪魔―高校教師殺人事件」(’87年)などもある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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