ジュリアンソレル

精選版 日本国語大辞典 「ジュリアンソレル」の意味・読み・例文・類語

ジュリアン‐ソレル

(Julien Sorel) スタンダール長編小説「赤と黒」の主人公知性意志感受性に恵まれ、貧困のために出世唯一の道である僧職を志したが、功利恋愛につまずきついには処刑される。封建社会と、過剰な自意識との犠牲者として描かれている。

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デジタル大辞泉 「ジュリアンソレル」の意味・読み・例文・類語

ジュリアン‐ソレル(Julien Sorel)

スタンダール小説赤と黒」の主人公の青年。出世の野心に燃えて上流社会に進出するが、やがて自滅する。野心ある青年の象徴とされる。

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改訂新版 世界大百科事典 「ジュリアンソレル」の意味・わかりやすい解説

ジュリアン・ソレル

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