ジャン・クロード ビバー(英語表記)Jean-Claude Biver

現代外国人名録2016 の解説

ジャン・クロード ビバー
Jean-Claude Biver

職業・肩書
実業家 LVMH時計部門代表,タグ・ホイヤーCEO,ウブロ会長

国籍
ルクセンブルク

生年月日
1949年

経歴
少年時代から時計師に憧れ、スイス高級時計メーカー、オーデマ・ピゲ社に入社。セールスマネージャーとして辣腕をふるい、やがてオメガ社に移籍。1982年ウォッチメーカー、ブランパン社を譲り受けて再興し、高級時計の世界にデビュー。’93年同社CEO(最高経営責任者)。オメガ社マーケティング部長を兼任。“ミスター・ブランパン”“ムッシュ・10万ボルト”の異名をとった。のちスウォッチグループの経営メンバーとなり、主にオメガのマーケティング開発を担当。2003年末同社を退社し、スイスの高級時計メーカー、ウブロに転じる。2004年CEOに就任。翌2005年に発表した「ビッグ・バン」が大成功し、同社を復興した。2008年には仏高級ブランド企業体LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)グループの傘下に入る。2010年完全自社開発・製造ムーブメントを搭載したモデルを発表。2011年6月日本初の旗艦店を東京・銀座にオープン。2012年ウブロ会長。LVMH時計部門代表兼タグ・ホイヤーCEOも務め、2015年米インテル、グーグル、タグ・ホイヤーで腕時計型端末を開発する。“スイス時計界の救世主”“マーケティングの天才”と呼ばれる。チャリティ活動のほかサッカーや自動車レースF1などスポーツ大会等への協賛にも積極的。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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