ジャム・セッション(英語表記)jam session

翻訳|jam session

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャム・セッション」の意味・わかりやすい解説

ジャム・セッション
jam session

ジャズ用語。演奏家が集って,即興的に合奏競演を繰広げていくこと。 1930年代後半以降,このような自由な演奏形態による公演やレコード録音が広く行われるようになった。JATPはその代表的な存在

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「ジャム・セッション」の意味・わかりやすい解説

ジャム・セッション

セッションとも。ジャズ音楽家が自分たちの楽しみのために即興演奏を行うこと。スタジオや終業後のクラブ関係者だけが集まって催されるのが普通。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のジャム・セッションの言及

【ジャズ】より

…また各種の統制と相次ぐ召集令によって,多人数のメンバーを必要とするビッグ・バンドの維持は困難となり,バンドはコンボcombo(3~8人程度の編成)化した。中西部その他,全米各地から集まったプレーヤーによって,ニューヨークの黒人街ハーレムのクラブでは毎夜ジャム・セッションjam session(任意にグループを組み,即興で演奏しあって腕を比べあう集い)が行われた。そこから互いの創意による新しい演奏スタイル,ビバップbe‐bop(略してバップbopともいう)が生まれた。…

※「ジャム・セッション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android