ジャパニーズウイスキー(読み)じゃぱにーずういすきー(英語表記)Japanese whisky

知恵蔵mini 「ジャパニーズウイスキー」の解説

ジャパニーズウイスキー

日本で生産されたウイスキーのこと。スコットランドアイルランド、アメリカ、カナダとともに世界5大ウイスキーの一つとされる。1924年、鳥井信治郎(サントリー創業者)が竹鶴政孝(ニッカウヰスキー創業者)を工場長に招き京都山崎に蒸溜所を竣工したのが販売用ジャパニーズウイスキー醸造の始まりであり、2015年現在、小規模企業による地ウイスキーを含むジャパニーズウイスキー全体の銘柄は300種類以上にのぼる。01年には「シングルカスク余市10年」がウイスキーマガジン「BEST OF THE BEST」で最高得点を獲得し、03年に「山崎12年」が「インターナショナル スピリッツ チャレンジ」で金賞を獲得するなど、ジャパニーズウイスキーは世界的に脚光を浴び、15年に至るまで世界的品評会などで各賞を受賞し続けている。

(2015-12-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

飲み物がわかる辞典 「ジャパニーズウイスキー」の解説

ジャパニーズウイスキー【Japanese whisky】


日本産のウイスキー総称。五大ウイスキーの一つ。製法原材料スコッチウイスキーに準じ、主としてブレンデッドウイスキーがつくられる。◇1923(大正12)年に鳥井信治郎が創業した寿屋(現サントリー)が京都の山崎蒸留所で製造を始め、1929(昭和4)年に初の国産ウイスキー「白札」を発売した。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

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