ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジステンパー」の意味・わかりやすい解説
ジステンパー
distemper
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食肉類に属する動物のうち、イヌ科、イタチ科、一部のアライグマ科が感染するウイルス病。鼻炎、発熱のほか、消化器型、呼吸器型の症状を呈するが、脳炎をおこしたり、神経型の症状を示すと致死率が高い。感染して3~6日の潜伏期ののち、鼻汁を出し、くしゃみをする。40℃以上の発熱と白血球の減少もみられる。予防法としては弱毒生ワクチンやアデノウイルスとの混合生ワクチン、さらにアデノウイルス、弱毒パラインフルエンザ、犬パルボウイルス、レプトスピラ病の乾燥ワクチンに不活化ワクチンを加えた8種類の病気のワクチンも使用されている。この病気はウイルス感染と同時に細菌感染があるので、高度免疫血清の大量投与と抗生物質、サルファ剤、対症療法を併用する。
[本好茂一]
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…しかし15世紀中期以後油絵が絵具の主流を形成するようになるとともに,卵,膠(にかわ),アラビアゴム,麦糊,カゼインなどを用いた水性絵具の総称に意味が転じた。この用語法は18世紀中ごろまでごく一般的で,フランス語ではデトランプdétrempe,英語ではディステンパーdistemperの表記を用いた。しかし,18世紀にグアッシュ,水彩が技法として独立した評価を受けるようになると,〈テンペラ〉は一時,死語あるいはイタリア語のみの地方的表現になった。…
※「ジステンパー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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