日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ジェンキンズ(Roy Harris Jenkins)じぇんきんずRoy Harris Jenkins(1920―2003) イギリスの政治家。オックスフォード大学で学び、1948年に労働党下院議員となる。1964~1970年のウィルソン内閣で航空相、内相、蔵相を歴任、1974年にふたたび内相に就任した。労働党内でのヨーロッパ共同体(EC)加盟支持者の旗頭であり、1977~1981年、ヨーロッパ共同体議長を務めた。1981年、左派の台頭に対抗して、労働党を離れて社会民主党を結成した。1987年の選挙で敗北後、上院に移り、オックスフォード大学学長に就任した。[木畑洋一][参照項目] | 社会民主党 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例