シープラート(読み)しーぷらーと

世界大百科事典(旧版)内のシープラートの言及

【タイ】より

…ナライ王時代(1656‐88)は前期黄金時代で,詩型もカープ,クローンklon,クローンkhlong,チャン,ラーイと華やかになり,王自身の四つの小品をはじめ,《海鳴王子》《牛虎》,詩作宝典《宝珠篇》などが出た。このころの代表詩人は,王宮の美人に懸想して南タイに流謫(るたく)される道中をつづった《悲歌》のシープラートであろう。アユタヤ朝後期(1732‐67)にはカープやクローンklon形式の詩劇が盛んになり,20編以上創作された。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」