シンドク(読み)しんどく

世界大百科事典(旧版)内のシンドクの言及

【マタラム】より

…これ以後,中部ジャワでは仏教に代わってヒンドゥー教関係の建造物が盛んに造られるようになり,ジョクジャカルタ近郊のプランバナン遺跡群,とくにその中心をなすロロ・ジョングランの石塔はこの王国の芸術的達成の高さを示している。929年に即位したシンドクSindok王(在位929‐947)のとき,おそらく噴火,大地震,伝染病,外敵侵入のうちのいずれかの理由により,都は東部ジャワ内陸部のクディリに移動し,このときから1222年の滅亡まではクディリ朝と呼ぶのが普通であるが,王たちは依然としてマタラム王を称していた。【永積 昭】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」