シロマユテナガザル(英語表記)Hylobates hoolock; hoolock gibbon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シロマユテナガザル」の意味・わかりやすい解説

シロマユテナガザル
Hylobates hoolock; hoolock gibbon

霊長目オランウータン科テナガザル亜科。別名フーロックテナガザル。テナガザル類では比較的小さく,体長 90cm。毛が長くて密で,毛色は黒,灰色,灰褐色など変化に富み,眉の部分の白毛が特徴的。種小名hoolockはその鳴き声に由来する。森林地帯に家族単位の群れで生活し,おもに森林の樹冠部にすむ。インドのアッサム地方,ミャンマー,タイ,インドシナ半島に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android