ショートカット(英語表記)shortcut

翻訳|shortcut

精選版 日本国語大辞典 「ショートカット」の意味・読み・例文・類語

ショート‐カット

〘名〙 (shortcut)
① 髪を、襟や肩にふれない範囲で短く切った髪型。ふつう、女性についていう。ショートヘアーショート
子供の眼(1954)〈佐多稲子〉八「喜世子の新しいショートカットの髪を見た」
② (━する) 近道すること。また、近道。

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デジタル大辞泉 「ショートカット」の意味・読み・例文・類語

ショートカット(shortcut)

[名](スル)
近道をすること。また、近道。「ショートカットして裏道を行く」
襟足から2、3センチ以内にカットした女性の短い髪形。
米国マイクロソフト社のOSオペレーティングシステム)で使用される、特定のファイルフォルダーの分身のように機能するアイコンデスクトップなどに配置しておき、これをダブルクリックすると、関連付けられたファイルやフォルダーが開く。Mac OSエイリアスUNIXユニックス系OSシンボリックリンクもほぼ同様の役割をもつ。また、スマートホンタブレット型端末における類似の機能をさすこともある。ショートカットアイコン
[補説]2は日本語での用法。

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IT用語がわかる辞典 「ショートカット」の解説

ショートカット【shortcut】

マイクロソフトのオペレーティングシステム「Windows」において、別のファイルを参照するために設けられた実体のないアイコンやファイル。使用頻度の高いアプリケーションソフトや階層の深いフォルダーディレクトリーに保存したファイルなどを簡便に利用するために用いられる。◇「ショートカットアイコン」ともいう。アップルMac OSの場合、同様の機能を持つものは「エイリアス」という。

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改訂新版 世界大百科事典 「ショートカット」の意味・わかりやすい解説

ショートカット
short cut

著しく屈曲した河道では,洪水の疎通能力が劣り,また屈曲の外側にあたる岸では洗掘,内側では堆砂が起こるなどその維持管理がむずかしい。そのため,屈曲の最短部を結んで直線水路を開削することが行われるが,これをショートカットまたは捷水路(しようすいろ)という。屈曲部の土地利用を目的にこれを開削することもある。ショートカットを開削すると河床こう配が従来より急になるため,一般に,それより上流側では河床低下が進んで水位が下がるが,下流側では土砂堆積が起こり水位が上昇する。ショートカットの成否は,この土砂堆積,水位上昇をいかに小さく抑制するかにある。
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百科事典マイペディア 「ショートカット」の意味・わかりやすい解説

ショートカット

(1)捷水路(しょうすいろ)とも。蛇行(だこう)した河道を短縮するため新しく掘削して開かれた水路。湾曲が著しく勾配(こうばい)がゆるやかな場合,ショートカットを設けることにより洪水疎通能力を増加させることができる。しかしこのため上流部には洗掘(河床の低下)を,下流部には土砂の堆積による河床の上昇を招く傾向がある。(2)コンピューターのアプリケーション・ソフトなどで,命令の実行を短縮してキーボード操作で行う方式

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ショートカット」の解説

ショートカット

一連の操作を省略してすばやく行えるようにする機能。マウスによる操作をキーボードに割り当てたものをキーボードショートカットという。たとえば、Windowsでは、CtrlCtrl]キーと[CCtrl]キーと[C]キーを押すとコピー、[CtrlCtrl]キーと[C]キーを押すとコピー、[Ctrl]キーと[X

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パソコンで困ったときに開く本 「ショートカット」の解説

ショートカット

別のドライブやフォルダーにあるファイルを呼び出す特殊なアイコンのことです。オリジナルのアイコンと見た目は似ていますが、左下に矢印が付きます。本来は「近道」のことで、ショートカットキーなどと区別する場合は「ショートカット・アイコン」と呼びます。
⇨アイコン、ショートカットキー

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

世界大百科事典(旧版)内のショートカットの言及

【河川総合開発】より

…洪水を制御する治水と,河川水を有効に利用する利水とを総合的に考えて,その流域の人々の生活の向上と産業の振興のために河川の開発を行うこと。治水と利水の技術手段をそれぞれ別々に施すと,互いに障害を起こすことになりがちである。例えば,川を有効に利用するために,取水ぜきや発電ダムを築くと,水の流れにとってはじゃまになり治水上支障をきたすなど,その代表的な例である。ダム技術が進歩し大ダムができるようになるにつれ,治水ダムと利水ダムへの要求が相反するため,河川総合開発の重要性が認識されるようになった。…

※「ショートカット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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