シュワルツワルト・ヘーガウ合同農民団(読み)しゅわるつわるとへーがうごうどうのうみんだん

世界大百科事典(旧版)内のシュワルツワルト・ヘーガウ合同農民団の言及

【ドイツ農民戦争】より

…《十二ヵ条》は,25通りの版本の現存が示すように,印刷されてひじょうに広く普及し,蜂起農民全体の最大公約数的綱領となった。 シュワルツワルトでは,ミュラーを中心としてシュワルツワルト・ヘーガウ合同農民団が成立し,そのほかバーデン辺境伯領農民団,ブライスガウ農民団,オルテナウ農民団が結成された。エルザス地方では,エラスムス・ゲルバーを指導者とするアルトドルフ農民団をはじめ,五つの農民団が結成されたが,しかし,カトリック信仰の権化ともいうべきロートリンゲン公アントンにより,5月16日ツァーベルンの戦で撃破され,虐殺されたエルザス農民は実に2万人にのぼったといわれる。…

※「シュワルツワルト・ヘーガウ合同農民団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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