シュワイツァー試薬(読み)しゅわいつぁーしやく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シュワイツァー試薬」の意味・わかりやすい解説

シュワイツァー試薬
しゅわいつぁーしやく

銅アンモニア溶液

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のシュワイツァー試薬の言及

【セルロース】より

…鉄,コバルト,ニッケル,銅,カドミウムや亜鉛のような重金属のアンモニウムやアミン錯体はセルロースを溶解する。テトラアミノ銅ジヒドロキシドCu(NH3)4(OH)2(キュプラアンモニウム)やビス(エチレンジアミン)銅ジヒドロキシド(キュエン)がそれで,前者は発見者にちなんでシュワイツァー試薬と呼ばれ,銅アンモニアレーヨンを工業的に作る溶媒である。また,これらの溶媒を用いてセルロースの粘度が測定され,分子量が求められた。…

※「シュワイツァー試薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android