出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…このため,ベルギー,ルクセンブルクの中立を無視し,この正面から大兵力を北フランスに進攻させ,フランス軍を北翼から包囲,大殲滅(せんめつ)戦を遂行するよう計画した。これはシュリーフェン・プランと呼ばれ,1905年に公表された。第1次大戦において,後継者によりこれを薄めたかたちで遂行され失敗したが,戦後,計画どおり実行していればドイツに短期決勝の機があったとの評価が残った。…
…
【戦争の発生】
[戦前の国際秩序]
第1次大戦は19世紀以来の世界秩序の崩壊を意味する歴史上最初の世界戦争であるから,その背景はかなりさかのぼって考えてみる必要がある。19世紀ヨーロッパの国際秩序を維持する原理はイギリス,フランス,プロイセン,オーストリア,ロシアの国際的勢力均衡システムであり,国際政治はこの五大列強相互のあいだのバランスによって安定を保っていた。その中でもヨーロッパの東西両端に位置を占めるイギリスとロシアの影響力は大きかった。…
※「シュリーフェンプラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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