改訂新版 世界大百科事典 「シュトリッカー」の意味・わかりやすい解説
シュトリッカー
Der Stricker
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…これらの叙事詩の基礎にある倫理は,行動に節度を保ち,調和のある生き方をすすめるものであったが,宮廷社会が混乱し,その倫理が空洞化するにつれて,長編の叙事詩形式は維持されなくなっていく。ウェルンヘル・デル・ガルテネーレの《ヘルムブレヒト》のように,身分社会の混乱をそのまま映し出す短い形式への移行が生じたし,またそこに滑稽譚という領域を開拓して風刺文学の草分けとなったのが,シュトリッカーである。
[抒情詩のモティーフ]
抒情詩ではトルバドゥールの様式を受け継いだミンネザングが成立し,貴婦人への愛の奉仕を最高の理念とする歌が多く作られた。…
※「シュトリッカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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