シュタイナーの定理(慣性能率)(英語表記)Steiner's theorem

法則の辞典 の解説

シュタイナーの定理【Steiner's theorem】

平行軸の定理*という別名でも知られている.ある軸に関する物体慣性能率は,重心を通りその軸に平行な軸に関する慣性能率と,着目している軸からみて,すべての質量が重心に集中したものとして求められる慣性能率の和となる.つまり,一物体の重心を通る任意の軸に対する慣性モーメントJg,その軸から任意の距離 d だけ離れた平行な軸に対する慣性モーメントを Jk,全質量を M としたとき,JkJgMd2 となる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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