日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 シュウェービッシェ・アルプ山地しゅうぇーびっしぇあるぷさんちSchwäbische Alb ドイツ南西部の山地。南西―北東の方向に延び、南東側にはドナウ川、北西側にはライン川支流ネッカー川が流れる。表面は中生代ジュラ紀の石灰岩からなる。南ドイツの地形構成上重要な「層階山地」の一部で、北西側はケスタの急傾斜をなすが、南東側の斜面は緩やかである。急斜面の部分は森林に覆われるが、緩やかな部分には広く農地が開けている。最高峰はレンベルクLemberg山(1015メートル)。[浮田典良] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例