ドイツ東部、ブランデンブルク州の石油化学工業都市。1949~90年は旧東ドイツに属した。ポーランドとの国境をなすオーデル川の左岸にあり、人口3万9700(2000)。起源は1250年にブランデンブルク辺境伯によって建設された渡河集落である。局地的市場機能をもつほか、タバコの栽培と加工が盛んである。1963年から「シュウェット石油化学コンビナート」が建設され、73年に完成した。3400キロメートルのパイプラインで、ロシアのサマラ油田から送油され、一部はさらに中西部のメルゼブルクの「ロイナ第二工場」へ送油される。工場施設の多くは東西ドイツ統一後、フランス系の石油企業に買収された。
[佐々木博]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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