シャルル8世(読み)シャルルはっせい(英語表記)Charles VIII

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャルル8世」の意味・わかりやすい解説

シャルル8世
シャルルはっせい
Charles VIII

[生]1470.6.30. アンボアーズ城
[没]1498.4.8. アンボアーズ
フランス王 (在位 1483~98) 。ルイ 11世の子。幼少で即位し,姉アンヌ・ド・フランス (ボージュー) が後見した。貴族反乱が生じたが鎮圧 (88) 。アンヌ・ド・ブルターニュを妃とし,ブルターニュを王領に編入。 1492年から親政。時代錯誤の栄誉を追う性癖があり,ナポリ王国を要求,ひいては東ローマ皇帝となることを夢想し,イタリアに出兵 (94) ,第1期イタリア戦争契機となった。ナポリに入城したが,オーストリア,ミラノ,ベネチア教皇から成るベネチア同盟の反撃を受けて撤兵した (95) 。再度の出兵を準備中,アンボアーズ城内で事故死。

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367日誕生日大事典 「シャルル8世」の解説

シャルル8世

生年月日:1470年6月30日
フランス王(在位1483〜98)
1498年没

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