シマスカンク(読み)しますかんく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シマスカンク」の意味・わかりやすい解説

シマスカンク
しますかんく
striped skunk
[学] Mephitis mephitis

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イタチ科の動物。同科シマスカンク属に含まれ、カナダ南部からアメリカ合衆国、メキシコ北部に分布する。体長33~45センチメートル、尾長18~25センチメートル。黒色で、頭頂から両側V字形の白い縞(しま)をもつ。

朝日 稔]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のシマスカンクの言及

【スカンク】より

…地中に掘った穴や人家の床下などをすみ家とし,交尾期は,北アメリカではおもに2~3月,南アメリカではおもに1月。妊娠期間は種によって大きく異なり,マダラスカンクでは120日,シマスカンクでは61~64日,ブタバナスカンクでは42日である。雌は4~10子を生む。…

※「シマスカンク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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