シブノツナイ竪穴住居跡(読み)しぶのつないたてあなじゆうきよあと

日本歴史地名大系 「シブノツナイ竪穴住居跡」の解説

シブノツナイ竪穴住居跡
しぶのつないたてあなじゆうきよあと

[現在地名]紋別郡湧別町字川西

オホーツク海につながるシブノツナイ湖の東岸段丘上に位置する大竪穴群。湖を取囲むように発達した標高一〇メートルほどの湖岸段丘には、六六五軒もの竪穴住居跡が密集している。縄文時代・続縄文時代・擦文時代の各時期とオホーツク文化期に属するものと推定されているが、多くは擦文時代の住居跡とみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android