シナトラ一家(読み)しなとらいっか

世界大百科事典(旧版)内のシナトラ一家の言及

【シナトラ】より

…50年代初め,スキャンダルやレコード会社とのトラブル,また声帯を痛めるなど低迷したが,53年《地上(ここ)より永遠(とわ)に》でアカデミー助演男優賞を得,演技派に転向するとともに芸能界の大物となった。60年の《オーシャンと11人の仲間》ではD.マーチン,S.デービスJr.,ピーター・ローフォードら〈シナトラ一家Sinatra cran〉を率いて映画製作にも乗り出した。シナトラ一家はかつてH.ボガートが主宰したアンチ・ハリウッドのスター親睦グループ〈ビバリー・ヒルズの鼠党〉を,57年にボガートの死により彼を敬愛したシナトラがひきついだものである。…

※「シナトラ一家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」