シテ[島](読み)シテ

百科事典マイペディア 「シテ[島]」の意味・わかりやすい解説

シテ[島]【シテ】

フランス,パリ中心部,セーヌ川中の小島。パリ発祥の地で,ローマ時代すでにケルト系のパリシイ族定住。9世紀ごろまでのパリの範囲はこの島のみであった。市庁警視庁裁判所(パレ・ド・ジュスティス),オテル・デュー(現在は市立病院),ノートル・ダム大聖堂などがある。
→関連項目セーヌ[川]パリのセーヌ河岸

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android