シグトゥーナ(読み)しぐとぅーな

デジタル大辞泉 「シグトゥーナ」の意味・読み・例文・類語

シグトゥーナ(Sigtuna)

スウェーデン南部の町。首都ストックホルム北西約40キロメートルに位置し、メーラレン湖に面する。10世紀頃に、同国で初めてキリスト教基盤とする都市として築かれた。ルーン文字が刻まれた石碑が点在する。

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世界大百科事典(旧版)内のシグトゥーナの言及

【メーラル[湖]】より

…交渉先はバルト海沿岸諸地域,ブリテン諸島,地中海東部に及び,6世紀の北インドのブロンズ製仏像さえ出土している。800年ころからヘリエーのもつ機能はビルカに,ついで10世紀後半からは北東岸のシグトゥーナSigtunaに継承される。これらの交易中心地はウプサラ王家の関心と結びついており,また宗教上の中心地でもあったらしい。…

※「シグトゥーナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」