ザンポーニ,G.(読み)ざんぽーに

世界大百科事典(旧版)内のザンポーニ,G.の言及

【ベルギー】より

…16世紀中ごろから,アントウェルペンで楽譜出版業を開始し音楽の普及に努めたスザトTylman Susato(1500ころ‐61から64)やファレーズPierre Phalèse(1510ころ‐76ころ)らの功績も大きい。17世紀に入ると,イタリアやフランス,ついでドイツの音楽が主流を占めるなかで,オルガン音楽のケルクホーフェンAbraham van den Kerkhoven(1618?‐1701),オペラのザンポーニGioseffo Zamponi(?‐1662),教会音楽のフィオッコPietro Antonio Fiocco(1650ころ‐1714)などが活躍,ハープシコード製作でもリュッケルス一族が名器を作り出していた。また,音楽活動は宮廷や教会のほか,市民の間でも盛んとなり,諸都市に愛好家によるコレギウム・ムシクムcollegium musicum(ラテン語)が誕生した。…

※「ザンポーニ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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