ザカタルイ自然保護区(読み)ザカタルイしぜんほごく(英語表記)Zakatal'sky zapovednik

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザカタルイ自然保護区」の意味・わかりやすい解説

ザカタルイ自然保護区
ザカタルイしぜんほごく
Zakatal'sky zapovednik

アゼルバイジャン北端部にある自然保護区。面積 253km2大カフカス山脈の南支脈の自然複合体の保全目的で,1930年設置された。標高 600~3600mの斜面に各種の植物帯があり,漿果のできるイチイ,カフカスシャクナゲなどの珍種がみられ,またカフカスノヤギ,カフカスシカ,ハイイログマなどが生息する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android