サーディン

デジタル大辞泉 「サーディン」の意味・読み・例文・類語

サーディン(sardine)

イワシのこと。特に、頭を除きオリーブ油漬けやトマト漬けにしたもの。また、その缶詰。サージン。→オイルサーディン

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精選版 日本国語大辞典 「サーディン」の意味・読み・例文・類語

サーディン

〘名〙 (sardine) イワシ。特に小さなイワシを、オリーブ油に漬けてかん詰めにしたもの。オイルサーディン。
※日本脱出記(1923)〈大杉栄入獄から追放まで「オムレツハム、サーデイン〈略〉普通の食品二十ばかりならべた上に」

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百科事典マイペディア 「サーディン」の意味・わかりやすい解説

サーディン

北アメリカ西岸で大量に捕獲されるイワシのなかま。マイワシと同じ属に分類され,生態や利用法も似ている。この魚の油漬けが,いわゆるオイルサーディン。もっとも,日本製のものはマイワシやウルメイワシ,ヨーロッパ製のものは,また別のイワシのなかまを利用している。

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世界大百科事典(旧版)内のサーディンの言及

【イワシ(鰯∥鰮)】より

… 世界に産するイワシ類は十数種知られており,各地で重要な漁場を形成している。とくに,北アメリカ西岸のサーディンSardinops caeruleus(英名sardine),南アメリカ西岸のアンチョビーEngraulis encrasicolus(英名anchovy),ヨーロッパのピルチャードSardina pilchardus(英名pilchard)などがよく知られている。 マイワシSardinops melanosticta(イラスト)はニシン科マイワシ属の1種。…

※「サーディン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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