日本大百科全書(ニッポニカ) 「サン・ルイス・ポトシ」の意味・わかりやすい解説 サン・ルイス・ポトシさんるいすぽとしSan Luis Potosí メキシコ中西部、サン・ルイス・ポトシ州の州都。アナワク高原の標高1887メートルに位置する。人口62万9208(2000)。1583年鉱山都市として建設され、付近では銀、金、銅、カドミウムなどの鉱産が多い。市内には17世紀の教会が多く、バロック様式のサン・フランシスコ修道院は有名で、「庭園の町」の異名がある。特産物にレボッソ(婦人のショール)がある。[高木秀樹] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「サン・ルイス・ポトシ」の意味・わかりやすい解説 サン・ルイス・ポトシ メキシコ中部,同名州の州都。標高約1880mの山間盆地にあり,付近で産する銀,鉛,金の精錬業が盛ん。農業・牧畜地域の中心でもある。16世紀末から銀山の町として栄え,バロック様式の聖堂,教会などがある。市街の屋根の色とりどりの瓦が市の特徴となっている。72万2772人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報