デジタル大辞泉 「サントメ」の意味・読み・例文・類語 サン‐トメ(São Tomé) アフリカ西岸、ギニア湾東部のサントメ島北東岸の港湾都市。サントメプリンシペ共和国の首都。15世紀後半にポルトガル人が入植し、奴隷交易やサトウキビ、カカオのプランテーションにより栄えた。1975年にポルトガルからの独立に伴い、首都になった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サントメ」の意味・わかりやすい解説 サントメさんとめSão Tomé 西アフリカ、赤道直下のギニア湾に浮かぶ小国サントメ・プリンシペの首都。人口4万3420(1991センサス)、5万4000(2001推計)。同国の主島サントメ島の北東海岸に位置する港町で、15世紀後半にポルトガル人が到達して以来、同島の中心地であった。16世紀前半まではサトウキビのプランテーション農業を中心に発展、17世紀からはアンゴラからの奴隷貿易の中継基地としての役割を果たした。現在は同国の政治、経済の中心地となっている。[端 信行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例