日本大百科全書(ニッポニカ) 「サンタ・カタリナ」の意味・わかりやすい解説 サンタ・カタリナさんたかたりなSanta Catarina ブラジル南部、大西洋に面する州。面積9万5442.9平方キロメートル(1996)、人口535万6360(2000)。州都はフロリアノポリス。海岸近くをマール山脈が走り、西に向かってアルゼンチン国境(パラナ川)まで高原が緩やかに続く。19世紀中ごろ以後、ドイツ人とイタリア人が開拓した地域で、ヨーロッパ式の農業が発達し、ブドウ、タバコ、小麦などを産する。主要都市はブルメナウ、ジョインビレなど。[山本正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例