サラソウジュ(沙羅双樹)(読み)サラソウジュ

百科事典マイペディア の解説

サラソウジュ(沙羅双樹)【サラソウジュ】

サラノキ,シャラノキとも。インド高地に自生するフタバガキ科の落葉高木。ふつう純林をなして生育。葉は楕円形で薄く革質,花は淡黄色5弁で径約3cm。材は硬く,建材などとされる。仏教では釈迦入滅時の伝説とともに聖樹とされる。なお,日本の寺院などでサラノキといって植えられているのはツバキ科ナツツバキである。
→関連項目サラノキシャラノキ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android