日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 サバナ(アメリカ合衆国)さばなSavannah アメリカ合衆国、ジョージア州南東部、サバナ川河口の港湾都市。人口13万1510(2000)。州第三の都市で、工業都市・貿易港として知られる。化学製品、石油、ゴム、木材、プラスチック、紙製品が生産され、たばこ、綿花、砂糖、粘土、松脂(まつやに)、パルプなどが主要輸出品である。1733年オグレソープによって建設された、州最古の都市で、1782年から85年までは州都であった。ジョージア州で綿花生産が盛んであった20世紀初期まで綿花の輸出港として発展した。町は計画都市で、碁盤目状の道路と街路樹、多くの公園、植民地時代の古い住宅が残っている。[菅野峰明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例