ゴマ油(読み)ゴマあぶら

百科事典マイペディア 「ゴマ油」の意味・わかりやすい解説

ゴマ油【ゴマあぶら】

ゴマ種子を圧搾してとった油。半乾性油で,オレイン酸リノール酸のほかステアリン酸パルミチン酸などとセサミンを含む。かおりがよく代表的な食用油として揚物,いため物などに用い,特に中国料理では香味づけに使用。また軟膏基剤,髪油などにも使用される。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

栄養・生化学辞典 「ゴマ油」の解説

ゴマ油

 ゴマ種子からとる食用油.日本食品脂溶性成分表では,パルミチン酸9.0%,ステアリン酸5.3%,オレイン酸39.0%,リノール酸44.8%となっている.γ-トコフェロール43.7mg/100gを含むのが特徴

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報