ゴッチェ(読み)Gottsche,Karl Christian

朝日日本歴史人物事典 「ゴッチェ」の解説

ゴッチェ

没年:1909.10.11(1909.10.11)
生年:1855.3.1
明治期に来日したお雇い外国人。ドイツ人地質学者。ハンブルクに生まれ,ビュルツブルク大学,ミュンヘン大学で学ぶ。来日は明治14(1881)年,翌年東大理学部で地質学,金石学,古生物学講義を始める。17年に帰国,小藤文治郎がこの講義を代わって担当することになるが,帰国後ヨーロッパにおいて,日本の地質学的な知見を発表し,紹介した。

(村上陽一郎)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ゴッチェ」の解説

ゴッチェ Gottsche, Carl Christian

1855-1909 ドイツの地質学者。
1855年3月1日生まれ。明治15年(1882)来日し,東京大学で地質学や古生物学をおしえた。17年帰国。帰国時に朝鮮半島地質調査をおこなった。1909年10月11日死去。54歳。ハンブルク出身。ビュルツブルク大卒,ミュンヘン大卒。

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