コーパスクリスティ(英語表記)Corpus Christi

翻訳|Corpus Christi

デジタル大辞泉 「コーパスクリスティ」の意味・読み・例文・類語

コーパス‐クリスティ(Corpus Christi)

米国テキサス州南部の都市メキシコ湾に通じるコーパスクリスティ湾に面する。湾岸石油・天然ガスを産し、石油化学工業発達。温暖な気候のため、保養地としても知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「コーパスクリスティ」の意味・わかりやすい解説

コーパス・クリスティ
Corpus Christi

アメリカ合衆国テキサス州南部の港湾保養都市。人口28万3474(2005)。メキシコ湾の支湾コーパス・クリスティ湾に面し,メキシコ湾との間には沿岸州のマスタング島がある。石油・天然ガス産出の中心地で,石油精製化学,食品加工業が発達している。綿花,石油,穀物化学製品がおもな輸出品。この地方の温暖な気候と海水浴場および釣などの施設により,有名な保養都市となっている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コーパスクリスティ」の意味・わかりやすい解説

コーパスクリスティ
Corpus Christi

アメリカ合衆国,テキサス州南部の都市。コーパスクリスティ湾にのぞむ。 1838年まではスペインの統治下で牧場が経営されたが,その年に L.キニーが交易所を設置し,その後開拓者による交易,農牧場経営などが行われた。 1923年天然ガスが,39年油田が発見され,それ以後石油化学工業都市として発展。アルミニウム,ガラス,海産物加工などの工業も立地。温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれ,農業,水産業,観光も盛ん。港は穀物,綿花,鉱石などの積出港であり,海軍基地にもなっている。人口 30万5215(2010)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android