コンデンスミルク

デジタル大辞泉 「コンデンスミルク」の意味・読み・例文・類語

コンデンス‐ミルク(condensed milk)

牛乳砂糖を加え、煮詰めて濃くしたもの。加糖練乳糖乳。→エバミルク
[類語]牛乳ミルクスキムミルク脱脂乳粉ミルク粉乳練乳エバミルク

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精選版 日本国語大辞典 「コンデンスミルク」の意味・読み・例文・類語

コンデンス‐ミルク

〘名〙 (condensed milk から) 牛乳に砂糖を加え、煮つめて濃くしたもの。練乳。糖乳。
※新聞雑誌‐四五号附録・明治五年(1872)五月「牛乳の生汁なき時は『コンデンスミルク』とてブリッキ曲物に入たる牛乳の製したるものあり」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンデンスミルク」の意味・わかりやすい解説

コンデンスミルク
こんでんすみるく
condensed milk

本来濃縮乳全般をさすが、日本では加糖全脂練乳の通称である。かつては育児用として利用されたが、現在では嗜好(しこう)品、製菓、アイスクリーム原料として利用される。

[新沼杏二]

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百科事典マイペディア 「コンデンスミルク」の意味・わかりやすい解説

コンデンスミルク

コンデンスト・ミルクcoondensed milkからの名称。加糖練乳のこと。牛乳に16〜17%のショ糖を加えて加熱し,1/2.5程度に濃縮する。製品中のショ糖農度は40〜45%になり,保存性が高い。イチゴ紅茶などに添加したり製菓に使用。→練乳

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改訂新版 世界大百科事典 「コンデンスミルク」の意味・わかりやすい解説

コンデンスミルク
condensed milk

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栄養・生化学辞典 「コンデンスミルク」の解説

コンデンスミルク

 濃縮ミルクともいう.加糖練乳と無糖練乳があり,前者をコンデンスミルク,後者をエバミルクという場合が多いが,原義両方

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世界大百科事典(旧版)内のコンデンスミルクの言及

【練乳】より

…牛乳または脱脂乳を濃縮したもので,ショ糖を加えた加糖練乳と,加えない無糖練乳がある。
[加糖練乳]
 コンデンスミルクcondensed milkともいう。牛乳に16~17%のショ糖を加え,80℃で5~10分間加熱する。…

※「コンデンスミルク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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