コンデンサースピーカー

デジタル大辞泉 「コンデンサースピーカー」の意味・読み・例文・類語

コンデンサー‐スピーカー(condenser speaker)

金属蒸着したフィルム電極の間に高電圧をかけ、それにオーディオ信号を加えるとフィルムが振動する原理を応用したスピーカー奥行きを薄くできるのが特長

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「コンデンサースピーカー」の意味・わかりやすい解説

コンデンサースピーカー

静電形スピーカーともいう。固定電極と導電性振動膜との間に直流電圧を加え,音声電圧を重ねると,静電力の変化により膜が振動する。全面駆動のため忠実度は高いが,低音用には大面積を必要とする。ヘッドホンなどに多く使用される。
→関連項目スピーカー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のコンデンサースピーカーの言及

【スピーカー】より

…特性があまりよくないこと,大きな出力を得にくいことなどの理由により,現在ではほとんど使用されない。(3)静電形スピーカー コンデンサースピーカーともいう。コンデンサーの二つの電極に電圧を加えると,かけた電圧に対応して電極の間に力が生ずる。…

※「コンデンサースピーカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android