精選版 日本国語大辞典 「コロンバ」の意味・読み・例文・類語
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フランスの作家メリメの中編小説。1840年刊。作者のコルシカ旅行の産物というべき作で、土地独特の復讐(ベンデッタ)の風習に取材し、少女のうちに宿るすさまじいまでの復讐(ふくしゅう)の執念を描く。コルシカの名家の娘コロンバは、父を謀殺したのは長年抗争関係にあるバリッチーニ一家と確信し、兄オルソの帰国を待って復讐を敢行しようと企てている。フランス帰りの兄は、確証がない限り血で血を洗う暴挙には同意できぬと説くが、コロンバの努力(ないし策略)によって相手の非が明らかになる。おりから敵(かたき)の家の兄弟の待ち伏せにあったオルソは、傷つきながらも2人を倒し、コロンバの念願は成就する。物語は、コルシカを訪れるイギリス人大佐父娘とオルソの邂逅(かいこう)に始まり、オルソと令嬢の結婚で締めくくられる額縁つきの構成をとる。
[冨永明夫]
『杉捷夫訳『コロンバ』(岩波文庫)』
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