コルチリンパ(読み)こるちりんぱ

世界大百科事典(旧版)内のコルチリンパの言及

【耳】より

…らせん板縁に付着した蓋膜は外側にはりだし,有毛細胞の聴毛を覆う形をとっている。らせん器の内部には外リンパに近い組成の液が存在し,これをコルチリンパと呼ぶことがある。 基底膜はヒトでは厚さ80~500μmあり,蝸牛の中をらせん状に,骨らせん板とらせん靱帯の間を張っており,その幅は基底回転ではせまいが,上方へいくに従い広くなる。…

※「コルチリンパ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」